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reprotinによるriPS細胞コロニー形成
reprotinによるriPS細胞コロニー形成

Reprotechとは、

 

「再生医療におけるiPS細胞、ES細胞等多能性幹細胞を作る革新的技術」

   ⇒Reprogramming technology

 

という意味です。

 

その必須条件は、

 

  • 細胞の遺伝子に傷を発生させるウイルスベクターによる「遺伝子導入」法を用いない=遺伝子導入法は避けたほうがよろしい。(ウイルスベクターを用いなくとも染色体への組み込みの可能性が残る。)
  • 多能性幹細胞の作成期間の短縮および高効率;1週間以内、1%以上
  • 三胚葉への分化が可能であるが、奇形腫を作らないこと
  • なるべくタンパク性因子・サイトカインや低分子化合物を用いる
  • 血球からも簡単に多能性幹細胞を作成できること

 

等々が挙げられます。

 

多能性幹細胞には、ES細胞、EG細胞、iPS細胞、Muse細胞、mirPS細胞等

由来別、作成法別、培養条件の違いにより各種存在しています。

  ⇒各種多能性幹細胞比較表

 

 当社は、Reprotinという新規タンパク質が、線維芽細胞を短時間のうちにMET(mesenchymal to epithelial cell transition)状態をへて、スフェロイドspheroid(細胞凝集塊)を形成し、リプログラミング・初期化を著名に亢進させ、細胞を多能性幹細胞様状態にすることを発見しました。

 

 現時点で、このReprotinを用いて線維芽細胞を初期化すると、

約1~3日の工程、10%~の効率で、多能性幹細胞コロニー様スフェロイド(spheroid)を作成することが可能となります。

 そのほとんどのスフェロイドspheroidは、円形、球型ドーム状で、アルカリフォスファターゼ染色で強陽性です。これらのスフェロイドspheroidは、多能性マーカーであるSSEA-3,Tra-1-81も同時に陽性となります。ですので、スフェロイドspheroidを構成する細胞は、多能性な状態に変化したと考えられます。

 Reprotinにより作成した多能性様幹細胞をriPS細胞(reprotin induced Pluripotent Stem Cell)と名付けることにしました。

 

 

当社は、常日頃から、幹細胞研究においては、

 

  • 「幹細胞研究者もいろいろ、幹細胞作成法もいろいろ、
     多能性幹細胞もいろいろ!!」
  • 「100人、100通りの多能性幹細胞作成法!!」
  • 「誰にでも簡単にできる多能性幹細胞作成法!!」

 

を信条としています。

 

 あらゆる幹細胞研究者が、ベクター・遺伝子フリー多能性幹細胞作成ツールを手にすることが、再生医療研究を強力に推し進める源泉になると考えております。

 

     今後、このReprotechのWebサイトを、再生医療研究者のために役立つ再生医療情報 ポータルサイトとして育てていく所存です。

 

  • 簡易なベクター・遺伝子フリー多能性幹細胞作成キットを、近日中に販売していく方針であります。
  • 再生医療関連製品(抗体、プライマー/プローブ、プラスミド、遺伝子導入試薬、遺伝子検査試薬、次世代シークエンシング試薬、サイトカイン、培地等々)を販売していきます。
  • 研究・実験成果を、随時、このWebサイト・ブログで公表していきます。
  • 皆さんの最新情報の交流の場として掲示板、ブログを充実させていく所存です。
    (実験データ・情報をどんどん公開して研究者同士で討論していく体制が必要と考えます。)

今後とも再生医療研究の前進に限りなく協力していきたいと思います。

ご期待、ご支援のほど宜しくお願い申しあげます。

 

CEO 林仲信   お問い合わせ

 

 

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