Reprotechとは、
「再生医療におけるiPS細胞、ES細胞等多能性幹細胞を作る革新的技術」
⇒Reprogramming technology
という意味です。
その必須条件は、
等々が挙げられます。
多能性幹細胞には、ES細胞、EG細胞、iPS細胞、Muse細胞、mirPS細胞等
由来別、作成法別、培養条件の違いにより各種存在しています。
当社は、Reprotinという新規タンパク質が、線維芽細胞を短時間のうちにMET(mesenchymal to epithelial cell transition)状態をへて、スフェロイドspheroid(細胞凝集塊)を形成し、リプログラミング・初期化を著名に亢進させ、細胞を多能性幹細胞様状態にすることを発見しました。
現時点で、このReprotinを用いて線維芽細胞を初期化すると、
約1~3日の工程、10%~の効率で、多能性幹細胞コロニー様スフェロイド(spheroid)を作成することが可能となります。
そのほとんどのスフェロイドspheroidは、円形、球型ドーム状で、アルカリフォスファターゼ染色で強陽性です。これらのスフェロイドspheroidは、多能性マーカーであるSSEA-3,Tra-1-81も同時に陽性となります。ですので、スフェロイドspheroidを構成する細胞は、多能性な状態に変化したと考えられます。
Reprotinにより作成した多能性様幹細胞をriPS細胞(reprotin induced Pluripotent Stem Cell)と名付けることにしました。
当社は、常日頃から、幹細胞研究においては、
を信条としています。
あらゆる幹細胞研究者が、「ベクター・遺伝子フリー多能性幹細胞作成ツール」を手にすることが、再生医療研究を強力に推し進める源泉になると考えております。
今後、このReprotechのWebサイトを、再生医療研究者のために役立つ再生医療情報 ポータルサイトとして育てていく所存です。
今後とも再生医療研究の前進に限りなく協力していきたいと思います。
ご期待、ご支援のほど宜しくお願い申しあげます。
CEO 林仲信 お問い合わせ